ST 連合東日本訓練競技会
@大凧あげ祭り会場
2004年12月26日快晴
先回の本部会からおよそ1ヵ月半。
指導手捻挫のため、前半はほとんど練習できなかったが、
クリスはフリースタイルを初めてから集中力も高いのでさほど不安材料はなく、
(あっても忘れていたのかも(汗)
ニッキーの障害飛越を中心に、後半それなりに練習して臨んだ競技だった。

クリスはCDII(中等科)の三番手。
会場は駐車場の砂埃とは正反対で、霜がおりてぬかるんでいた。
転ばないようにしなくては。
クリスは朝の練習でも動きが良かったので、
あまり考えずリンクに向かった。が....。

ニッキーはCDIII(高等科)で最後の方だったが、
ゆっくりお昼が食べたかったので、午前中に出すことにした。
というか、午前中に順番が回ってきてしまった。
ところが、自由課目が決まっていない。
「ちんちん」と「寝ろ」がいまひとつ不安だったので
何か他のものに変えようと一生懸命考えたが、思い当たらない。
クリ母さんと違って、なにしろ技が少ないのだ。
結局今まで一度も練習したことのなかった「速歩行進中の立止」と
「遠隔立止からの停座」に決めた。

果たして結果はいかに......。

クリス ニッキー
CDII (中等科)E組
審査員:横尾 吉昭氏
CDIII(高等科)
審査員:須永 武博氏
規定7課目
自由課目:股くぐり歩き、脚飛び、お手おかわり
規定15課目
自由課目:脚飛び、速歩行進中の立止、輪飛び、遠隔立止からの停座、吠えろ、お手おかわり
内容:
 脚側も最初から楽しそうに歩いている。アイコンタクトもとれてなかなかいい感じ。
伏臥停座立止と無難にこなし、常歩行進中の伏臥もまぁまぁ。
このまま頑張れば、なんとか1ポイントゲットできるかと思った瞬間、停座でまたやってしまった。

 始まる直前、審査員の知人へのアドバイスを耳ダンポで聞いていたのに、いざ自分の番になると、真っ白になって吹っ飛んだ。
「停座」で伏せてしまうのではないかと言う指導手の心の迷いを如実に反映してくれたクリ母さん。
相変わらず本番に弱い指導手である。

 戻りの部分で左脚側ではなく、右側につこうとした部分があった(フリースタイルでは、両方に付けて歩くことがあるので)が、常歩行進中の失敗以外大きなミスは無く、自由課目もキビキビ、きちんとやってくれた。
内容:
 脚側は例の如く若干遅れ気味だが、とりあえず顔は見ながらついてくる。(紐なしでマウントされそうになり、指導手あわてて逃げる)
伏臥停座までは良かったが、立止で座らず2声符。
常歩行進中の作業はとりあえず無難にこなした。
物品持来:嬉しそうに取りにいく。(よしよし)
遠隔停座からの伏臥:余所見をして2声符。
障害飛越(片道):あんなに練習したのに、片道で躊躇。2声符アンド体符。(がーん)
障害飛越(往復):とにかく跳んで帰ってきた。
据座:風上が気になるが、とりあえず動かない。
休止:先回立ち上がったのと、クリスが草を食べたことがあり、場所を選んで伏せさせる。なんとか動かずクリア。
脚飛び:先回2声符だったので、意識を集中させてから声符。無事に跳んだ。
速歩行進中の立止:なんとか視符でクリア。
輪飛び:クリア
遠隔立止からの停座:途中でまた風上の匂いとっている。また2声符になりそうだったので、念を送った。「こっちを見なさい!」そしてふと我に返った瞬間「す〜わ〜れ!」座った。(ホッ)
吠えろ:一回目の「スピーク」の声が小さいので、審査の合間に2回ほど吠えさせておいたので、一回目は大きな声で「ワン」が二回目が「ワフ」(聞こえたかなぁ)。三回目は元気よく「ワン」。
お手おかわり:ニッキーの唯一得意課目
結果:
94.9点
(涙の0.1ポイント。これってニッキーのおはこじゃない?)
結果:
189.0点
(これもあと1点.....)
審査員評:
「犬が動きすぎです。」
(今まで競技中に寝ていたクリが、ここまで動いてくれれば本望です!次回は正確さを重視して頑張ります!)
審査員評:
「ちょこちょこひかれてますね。」
(それってチリも積もれば山となるってこと?)
案の定山となっていた。
本日のオマケ
訓練仲間のオレオちゃん、CDIIIs(準高等科)で見事2席。
お嬢さんのカロリーヌもCDI(初等科)で4席。
親子そろってのお立ち台、おめでとう!!

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砂埃の舞う会場を後にしたときは、すでにあたりはすっかり暗くなっていました。
皆さま、本当にお疲れ様でした。そしてご馳走様でした。
来年もまた頑張りましょう!



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