JKC 2014 秋季訓練競技大会

2014年11月1日

楽しみにしていた本部競技会は、アクシデントで始まった。

前日の夕方、急に犬を預かってほしいと言われたクリ家。
老犬ハンスのお世話でも大変だというのに、
競技会の前日から翌日の夕方まで、他の犬を預かるなど無理!

しかし、おことわりも聞き入れてもらえず連れて帰ってくることに。
当然競技会には連れて行かれない。
車にそのスペースはないからだ。

置いて行くのも気が気でないし、
前日からとにかくイライラ。


反面、久しぶりに友達と遭えたニコルはルンルン。
その上、夜は自分の寝床を取られてしまい、
夜中にあっちに行ったり、ベッドに乗ったりと落ち着かず寝不足。


なんでこんなことに・・・。

朝は犬たちを車に乗せる前に、預かり犬のトイレ出しをしなくてはならない。
室内でしてくれないので、連れて出るしかないのである。

我が家の犬たちは出がけに自室で済ませてくれるので、
車に乗せればすぐ出られるのだが、
置いて行く予定の預かり犬を散歩に連れ出していたら、
なかなか済ませてくれないので遅れてしまい、
到着したら、駐車場は一番奥になってしまった。

競技リンクは本部テントに近いので、ほぼ反対側。。

しかも、雨が降り出してきた・・・・。



雨の競技会

時間が経っても雨は止みそうになく、
5番目のニコルは雨の中で練習をしてから、
本番に臨むことに。

雨の競技会なんて何年ぶりだろう。

しかも、ニコルにとっては初めての経験。

選択課目では予定していた「持来」をはずすことにした。
濡れたダンベルを咥えなかったことを懸念したためだ。

しかし、その決断が裏目に出た。
代わりに選んだ「障害飛越片道」で、審査員が板を地面に落とした音に驚き
一気にビビってしまったのである 。


さらに、選択課目については、ひとつひとつこちらから確認したのにもかかわらず、
違う順番の課目を伝えられて、頭の中がぐちゃぐちゃに。
つまり、審査員が8課目めに選んだ「障害飛越」を飛ばして
9課目目の「常歩行進中の伏臥から招呼」を伝え、
9課目目に10課目目の「遠隔停座から伏臥」を伝えたのである。
さすがに「遠隔停座から伏臥」は最後に予定しているので、
「すみません、『障害片道』はどこに行ったんでしょう。」と聞いたら、
「あ〜、じゃぁ、『障害』やってください。」と。
なんなんだ〜。

※課目を確認することは全く問題ないことなのだが、ウソはねぇ・・・。


結果は散々。

涙雨の競技会となった。



小やみになった時、ハンスもちょこっとお散歩。

hans

ニコルを連れて会場内をプラプラしていたら、
かわいいパピボーを連れた人たちと遭遇。

ひとしきり話をしていたら、なんとその中の一人は私の次で出陳していたそう。
「とても良かったですよ。」と言って下さったが、
「障害」の顛末を伝えると、
「本部には魔物がいるそうですから」と言われる。

魔物かぁ。
今まで本部でポイントが取れなかったことはほとんどなかったが、
ニコルが来てから続けて「秋季」はポイントを逃している。
ニコル、魔物に魅入られたか・・(汗)。


午後は再び土砂降りとなり、
車から一歩も出られない状況。


スタックする前にと、早々に競技会場を後にした。


帰ってくると、さすがにお疲れモードのニコルさん、
さっさと爆睡。

ニコル

次回は12月。
もう、魔物はダメよ〜。


一般の部:第8部 家庭犬中等科CDII D組
得点

92.8点/100点 



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