DDCフリースタイル競技会

ドッグダンスコラボレーション主催フリースタイル競技会

今年の初めからニコルとずっと踊ってきた「Stand By Me」の踊り納めに、初めてドッグダンスコラボレーションさん主催の競技会にエントリーした。
場所はいつものWoof@山中湖。
山中湖までは空いていれば2時間弱なので、問題なく日帰りコースなのだが、道中渋滞にはまったり、競技会中老犬を車で待たせておいたりすると、とんでもないことになるのはクリスの頃からの学習済み。
ということで、今回も前泊、後泊というお財布には痛い遠征となった。

11月15日
昼前にのんびり出発したのに、なぜか東名は渋滞。朝のうちに終わっていると思ったのに計算外。

トイレ休憩でサービスエリアに入ろうとしたが、ここも渋滞で大型車の横の端っこになってしまい、ゆっくり歩ける草地も無し。
仕方なく、ホントにトイレだけ済ませて先を急ぐことに。


草地が無いのでアスファルトの上。	なんとか日没前には到着。

ニコルはドッグランでボール遊び。	ハンスものんびり歩きながら体をほぐす。

実は、今回の旅にはもうひとつ目的があった。
それはハンスのシャンプー。

前回Woofを訪れた時も計画していたのだが、最終日の朝タイヤがパンクするという思わぬハプニングで、この計画は頓挫してしまった。

自宅で洗えばいいのだが、シャンプーが始まると立っていられず寝てしまうので、床の上のハンスを中腰で洗うのは至難の業。
途中でひっくり返したりするのにも腰を使うので、ヘルニアを悪化させてしまうからだ。
かと言って、外で洗ってもらうのはもう無理。

しかしWoofのプール内にはシャンプースペースがあり、プールからあがればドライヤーも備え付けてあるので、シャンプーとタオルさえ持参すれば、自分で洗うことが出来る。

ということで、ハンスの様子を見て、さほど旅の疲れが見られなかったことから、シャンプーを決行することにした。
幸いプールはみんなあがってしまって誰もいない。
ハンスをカートに乗せてドライヤールームまで行き、その先は抱いてシャンプーコーナーまで。
自宅から持って行った滑り止めマットを洗い場に敷いてから、腰高の位置に洗い場のある小型犬用スペースを利用して手早くシャンプー。
終わってタオルドライしてから、ドライヤールームに抱いていき、腰高の台の上にハンスを寝かせてドライヤーをかける。
私も台に座ってドライヤーをかけられるのでかがまなくて楽。
30分かからずになんとか洗い終わる。
久々に白いところが白くなったハンスだった。

11月16日　フリースタイル競技会

快晴の朝。


富士山はやっぱりいい。	ニコルも朝の散歩を楽しみ。	ハンスもすっきり。

今回初参加の競技会なので、一週間前のエントリーリストを見て初めて気づいたが、多くの人はおやつなどのモチベーションを持ったまま演技の出来るカテゴリーで申し込んでいて、競技会のエントリー数はさほど多くなかった。
ニコルは体高で分けられたＣ部門で、エントリー数は6頭。しかもそのうち5頭はボーダーコリーだった。

出番はほぼ最後の方なので、前半はのんびり参加者の演技を観覧し、昼前にハンスの様子を見がてら部屋に戻り、衣装に着替えて待つことにした。

今回はWCFOのビデオコンペ用に動画を撮ることも許可されていたので、なんとか無事に最後まで踊りきるのが目標。

蓋を開けてみると、アテンションが切れることが少なく、指示もよく聞いていたので、逆にニコルのテンポが速すぎてついていけない。
おかげで、途中で足がもつれそうになったり、予測の位置より大幅に動きすぎてリングデザインが予想外に変わってしまったりとえらいこっちゃに。
それでもエンディングでが反対側にならないようにと途中で軌道修正しながら、なんとかフィニッシュにもっていく。
そして終わってみれば、衣装のスカーフを付けずに踊っていたことに気づくという間抜けぶり。

しかし結果は、なんと3席に。
ポジションだって少ないし、トリックだってまだまだなニコル。
やっと集中がいつもより取れたことに喜んでいるレベルなのに、3席を頂いた上に、審査員からは細かいコメントやアドバイスをじかに聞くことができ、本当に嬉しかった。


初めのポーズ	ウィーブ	3席の表彰式隣の男の子を見ないようにそっぽを向くビビリなニコル

11月17日　帰京

朝はいまひとつなお天気だったが、タイヤは無事だし、ハンスもトイレがちゃんと済ませられて、ごはんもバッチリ。
あとはのんびり帰るだけ。

最後に屋内ドッグランで少しだけニコルと遊んでからWoofを後にした。


雲の合間に顔を出した富士山。	フラッシュが眩しかったそうです。

動画と写真を撮って下さった紫苑家の皆様。ありがとうございました。