Dog Dance Japan主催
Competition & Workshop @Woof
2015年6月6日~8日

昨年に引き続き、今年もDDJP(DogDanceJapan)主催でワークショップとセミナーが山中湖のDogResortWoofで開催された。
今年もイギリスからKath Hardman氏が講師とジャッジとして招致された。

今回はMCとカメラマンのお手伝いをするので、スタッフとして参加することになった。
1月にハンちゃんを見送ってしまったので、ニコルと二人だけで身軽だとたかをくくっていたのだが、蓋を開けてみると結構ハードなことになってバタバタしてしまった。

6月6日
二週間前のアウラさんの競技会では、寝坊して渋滞にはまりそうになったので、今回はバッチリ早起きして出発。
っが、なぜか中央道80km走行で、なかなか目的地にたどり着けない。車離れが増えて、運転技術も下がってきたのかなぁ。

スタッフ集合時間前には無事到着したが、ニコルの散歩、ニコルと私の朝ごはんといろいろやるべきことは多く、気が付いたら、集合時間ギリギリに。
荷物は先に会場に入れようか、後から運ぼうかと迷ったが、結局集合時間のあとは全く会場から出られなくなったので、クレートなどを先に運んでニコルの待機場所を作っておいたのは正解だった。

初日のワークショップはニコルも参加。出番は後の方なので、その間は休憩中にニコルのガス抜きをすることに。

woof
クレート待機中ニコル
あいにくの曇天で富士山は見えず。
ワークショップ中はニコルはケージ待機。


しかし、あまりにバタバタしてスタートしてしまったので、最初はろくにニコルのガス抜きをしていない。
ワークショップ中になにやら鳥のさえずるような声が待機場所から聞こえてくる。
ニコルなのか他の子なのか判別しがたいところ。

いずれにしても気が気でないスタートとなったが、次第に慣れてきたのか、ガス抜きをちゃんとしてやれば、なんとか我慢が出来るようになってきた。しかし、数週間前の留守中の地震以来、ビビリのゲージが高くなってしまったニコル。会場内の音や犬の声に緊張して、頻尿が再発してしまった。

ニコル
ニコル
ドッグランでガス抜き中

その後は、なんとか無事ワークショップの出番まで頑張り、ニコルと昨年デモ用にあわてて作ったハロウィンのルーティンをKathに見てもらうことに。
デモ用のものはスペースも少ないので、こじんまりつくってあるが、今回は競技レベルとしても見られるように初めて遠隔を使うことにした。
ターゲットを使った遠隔だが、ニコルにわかりやすく伝える方法をKathにアドバイスしてもらい、あっという間に持ち時間は終わってしまった。

ニコルとしては、めずらしくリング内でおやつが沢山もらえて楽しい経験をしたので、これが明日に続けばいいと感じた。

ターゲットの裏側でニコルを止まらせるには・・。
「ねぇ、おやつ持ってるでしょ。」


ワークショップ終了後はみんなで食事会。そして懇親会と、夜更けまで楽しいひと時は続いた。
さすがに、お嬢さんは限界だったようだ。



6月7日 競技会

今回はオープンクラスのみの開催なので、すべてのレベルの人が同じクラスにエントリーしている。
当然初心者から10年選手まで様々。それでも、後半に行くにしたがって、経験値の高いペアの演技になるわけだが、まだまだ未熟なニコルがお手伝いの関係で、ベテランフリースタイラーのいる最終組にエントリーされてしまった。あとは野となれ山となれという感じだな。

競技のジャッジはKath一人で行われたせいなのか、今回はやけにスムース。休憩時間にも多少ゆとりがでて、ニコルのガス抜きも出来た。
しかし、昨日楽しい経験をしたからと言って、その日がニコルに楽しいとは限らないわけで、案の定リングに入ったら沈んだ。

最初はそこそこいい感じで出たと思ったのだが、勢いよく立ち上がる得意ポーズにキレがない。
サイドステップはそれでもなんとかついてきたので、次の匍匐は得意だからと安心したら、私の足に前足が当たったのか、急に勢いが落ちる。
次のステッキの周りを回るあたりから、ジャンプまではなんとか引っ張り、見せ場のヒールワークでは完全に沈。
その後の単独バックと遠隔トリックはなんとかこなし、ラスト直前のフロントポジションでのサイドステップはテキトー(汗)。
フィニッシュは途中で前足を下ろしてしまい、最後のご挨拶では首の後ろを掻きだす始末。


結果は31頭中15席。
まぁ、こんなもんだな。

今回のルーティンは2年前に作ってお蔵入りになっていたものを、昨年WCFOのコンペ用にリメイクしたもので、さらにオリジナルバージョンをそのまま使うために2分45秒から3分59秒に変更したものである。
なぜ時間を伸ばしたかと言えば、コンペの規定時間内では入れられなかったこの曲の一番使いたいフレーズを生かすため。
しかもそこが見せ場だったのにグズグズ・・・。
時間としては長くなったが、曲調はバラエティに富んでいたので、作っていても困ることはなかったのだが、実際踊ったニコルはどうだったのか。やっぱり後半の一番使いたいフレーズのところで中だるみしてしまったのかもしれない。

いずれにしても、このルーティンも今回で卒業。
幸い、WCFOのビデオコンペに出したショートバージョンはNoviceクラスで一席なってQualifyしたので、それはそれで良かったとしよう。


6月8日 ワークショップ

競技会も終わり、翌日のワークショップはまったりした雰囲気の中で始まった。
MCあんどタイムキーパーとしては、もっと一人一人のアドバイスを聞いていたいのだが、何しろ時間は限られていて、タイムアップを告げるのは難しいところ。なかなかクールには出来なかった。反省。


6月9日 水練
最終日はさらにまったり起きて、ゆっくりみなさんと朝食を楽しんだ後、山中湖畔をひとまわりして帰る予定だったのだが、急きょプールに行くことに。
ニコルにとっては寝耳に水。
30分以上かけて頑張るも、結局一歩しか踏み出すことが出来ず、今回も泳げないで帰ることになった。




最後は湖畔で白鳥やコイに襲われそうになり、ニコルの恐怖の4日間は無事終わったのだった。

シャーシャー言う強気の白鳥たち
キャピキャピの美羽ちゃんとツーショット

今回このイベントを企画して下さったDog Dance Japanのおおつかさん、
スタッフのみなさま、
and very thanks to Kath and Mr. Nakagawa!


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