日 付 当事犬 行 動 記 録
2001年
12月7日
クリス たまには.....。
 我が家ではいつも散歩の行く前にトイレを近くの公園で済ませていくのだが、今日はなぜかどんなに促してもクリスが知らん顔。彼女はわがままで場所を選ぶタイプなので、子供たちがさっさと済ませているときも「私はここじゃぁイヤだわ」って感じでみんなが終わってからゆっくりお気に入りの場所を探してすることが多い。だが、今日はいくら待ってもしそうにない。時間はどんどん経っていくし、お散歩時間や遊びの時間がなくなりそうで気がきでない。しかたなくリードをはずしてやると、案の定遠くの方までお気に入りを探しに行ってしまった。
呼んでも全然する気配もなく、やっと済ませたかと思ったら今度は戻ってこない。怒られるのがわかっているので、耳を後ろにたおしたまま来るのをためらっていた。
少々厳しく呼んで、やっと散歩に行くことが出来たが、終わって訓練とお遊びタイムになった時はすでに時間切れ間近。いつも一番のクリスを後回しにして、ニッキー、ハンスの順で遊んでやると、クリスは「なんで?」という顔。傍を通る度に、「私は?私は?」と言って手を出す。
もう、ほとんど時間はなかったが、最後にクリスに訓練の課目を脚側行進から始めたところ、どうしたことか動きが非常にいい。私の顔も集中して見上げ、次のコマンドをじっと待っている。いつも長い間留守番させてかわいそうだとか言って甘やかしすぎていたらしい。たまには、ビシッと叱って無視してみると、こんなにも集中するものかと改めてビックリさせられた。めりはりは必要だな。やっぱり。
2001年
12月6日
ALL 漁夫の利?
 仕事の帰りに以前から買おうと思っていたおもちゃのコングを買った。ロープ付きのもで、ロープがはずれたあとのコングをニッキーとハンスが気に入っていたのだが、とうとう半分の大きさになってしまったからだ。本当はロープはいらないんだが、とりあえずロープ付きで渡してみた。案の定ニッキーがうれしそうに取りに来て、一人で遊びに始めたところへ、クリ母さんがいつもは全然見向きもしないチビコングを取りに行き、ロープをくわえてのひっぱりっこになった。が、ニッキーは全然譲る気配なく、「ウ〜ッ」。痺れをきらしたクリ母さんが、ニッキーの首の後ろをカプカプ。おいっ!反則だぞっ!私がちょっと仲裁に入ろうかと思ったところ今度はニッキーが反撃。そこへ私の後ろからこっそりハンスが忍び寄り、落ちていたコングをそっとくわえて机の下へ。
犬舎の後ろではまだ母子がガウガウやっていた。
2001年
11月25日
クリス 里帰り。
 今日は久しぶりにクリの里帰り。
途中ホームセンターによってワイヤーフェンスなどを購入し、車内に悲願のパーティションパネルをとりつける(昨日ディスクの会場で、フロント部分をめちゃくちゃにされた)。
だんだん実家が近くなってくるとクリの尻尾がパタパタと動き始め、私道に降りるともう門まで一目散。やっぱり生まれた家は忘れないのね。
久しぶりに双子のようなパティ母さんにも会えて、嬉しい一日のクリでした。

Patty

2001年
11月18日
管理人 新入り登場。 
 今日友人の4歳になる息子さんのお見舞いに行こうと、おもちゃを買いに出かけたところ、たまたま入った店でこっちをみている視線を感じて顔をあげると目があってしまい、誘惑に負けて連れて帰ってきてしまいました。病気かしら、私って。



2001年
11月9日
ハンスと
ニッキー
ごめんね。
 最近我が家は朝からバタバタしているので、今日はちょっとかわいそうなことをしてしまった。
散歩から帰って、自分の朝食の合間に私と息子のお弁当を作りながら、ワン子のご飯も作ってとあわてていたところ、ごはんの用意をしたあと、むしゃむしゃ食べているのはクリだけで、なんか後ろの方が静かだなぁと振り返ると、子供たちはご飯を前に並んですわったままじ〜っと私を見ていた。「あっ、そうだ、『よし』をかけていなかった」。
普段食べ始めるときは同時にしないと喧嘩になるので、子供たちはいつも座らせることにしていた。特に「待て」と言ったつもりはないが、二人ともだまって待っているところが妙にかわいかった。
2001年
10月23日
ALL 少しは賢い?
 我が家のワン達は玄関のチャイムに吠える。クリが先頭きって警戒警報をだすわけだが、特に息子が帰って来た時や、家人が玄関の鍵を開けた時は激しい。私の時には全く吠えない。傍にいる時に吠えればすぐ「ノー」と言って止めさせることが出来るが、私がいないとやっぱり吠えているらしい。(ここまではあまり賢いとは言えない)
 今日はたまたまテレビの音が大きくて息子のチャイムが聞こえなかったのだが、クリが低く唸ったと思ったら、ニッキーが寝室のドアの前でクークーいいながら足踏みをしはじめた。ん?と思って階下に下りてインターホンを見ると息子が立っていた。危ない、危ない。また玄関を開けるのが遅くなったと文句を言われるところだった。静かに教えてくれてありがとうネ。今日は一体どうしたのかな?
2001年
10月17日
ALL 期待はずれ?
 昨日は本当に物分りがよい子供たちだったのに、今日出かけるときはみんなで突撃してきて、結局いつもと変わらない。
昨日の静けさは一体なんだったんだろう。
ひとつ考えられるとすれば、今朝は朝から雨で散歩をパスしたので、みんなの力がありあまっていたということだろうか。それとも、「散歩一つ真面目に連れていかないで、一人だけ出かけようなんて許さないわよ!」とでも言いたかったのか。幸いストッキングは切られなかったけどいつものバスに乗り遅れてしまった。
2001年
10月16日
ALL やけに物分りの良い(?)子どもたち。
 9時〜5時のお勤めをはじめて早1ヶ月半。毎朝着替えて、家の鍵を手にしたとたん、わさわさと動き回るワン子達に、一体誰がお供をさせてもらえるのかといった催促のまなざしを投げられ、私は後ろ髪を引かれながら外出していたのだが、今朝はどうしたことか!いつもどおりに支度をして鍵を手にしても誰も低位置を動かない。
ニッキーは机の下からジーっとこちらを見ている。いつもなら一番に部屋の戸口まで走って来るのに........。ニッキーに触発されてベッドから飛び降りるはずのクリスもベッドの上で伏せたまま目だけこっちを見ている。ハンスはと言えば犬舎の中(戸は開いている)からこっちを見ているだけ。だ〜れも動こうとしない。なんか肩透かしをくったような気分。とりあえず、何も言わずに後ろ手に戸を閉めて部屋を出た。静かにしてくれるのは嬉しいけど、ちょっぴり寂しい気持ちもある。やっぱり我が儘な私。さて、明日はどんな反応を示すんだろう。
2001年
10月13日
クリス

ハンス
不真面目な子たち。
 今日はいつも週末に出かけるK公園でしつけ教室があると聞いて覗きに行くことにした。14年もK公園に通っているが、そういうものをやっていると言うのは初耳だった。
ネットでみつけたフラッティのオーナーさんに場所を聞いて行くと、ちょうどその下はテニスコートになっていて、週末コートを借りてゲームを楽しむ人々で賑わっている。
クリとハンにちゃんとお教室を見てるのよという前にこの二人手すりの間に顔をつっこみ、上半身をコート側に出してしっかり試合観戦。つまり教室側におしりを向けてる。や〜だ。恥ずかしい。
「クリちゃん、こっち見てなさいよ。」と小声で言うと、彼女はちらっとこっちを見てから、「だってゲームの方が面白いのよ!」と言わんばかりにすぐにきびすを返してゲームを一心に見ている。
試合中のおば様達は上を見上げて「あら〜、あのワンちゃん、ボールをず〜っと目で追ってるわ。すごいわねぇ。」
「すごくない、すごくない。小さい頃から試合観戦してたから病気なんだ。」と私は心のなかで文句をたれた。
結局教室が終わるまで2頭とも知らん顔だった。
2001年
10月7日
クリス

ハンス
うちの子はオモチャじゃないぞ。
 昨夜クリスとハンスを連れて公園に遊びに行ったとき、広い原っぱでフリーで遊ばせている子にあった。その子の首には懐中電灯がぶら下がっていて、その子が動く度にライトが地面の上で踊る。
以前にも書いたかもしれないが、ウチの子達は反射するもの、懐中電灯の光など、動く光に反応する。かつてクリスもおもしろがる「影」のえじきになってかなりマニヤックであったが、矯正しつづけ今では無関心になっていた。
ところがまだハンスやニッキーはその誘惑から逃れられない。
夜の自転車走行の時もハンスは特に前に飛び出して危ないのでライトは上に向けて走っている。
案の定ハンスはその子の懐中電灯に釘付け。私はちょうどいい機会だから、「イケナイ!」と言って脇の下をボコッとやってみた。が全然効き目なし。
しかしそれを見ていたはずなのに、その飼い主曰く「おもしろいね、この犬、光に反応してるよ。光でコントロールできるよ。」と言うやいなや、別の懐中電灯やら、赤外線ライトやらをカバンの中から持ち出して、ハンスの前で振り回し始めた。おい、おい、こっちはそれを止めさせようとしてるんだけど〜。ハンスが動く度に「イケナイ!」と言っているのにわからないのかなぁ。その上クリスの目の前でもやり始めたので、クリスまで昔の病気が出てきた。
私はちょうど帰る友達に便乗して早々に退散。
ウチの子達はオモチャじゃぁないんですけど......。
2001年
10月5日
クリス かわいい嘘。
 毎朝自転車で走ったあと、近所の駐車場で訓練をするのが我が家の日課。2頭を待たせて1頭ずつやるのだが、大体順番が決まっていた。何をするにも1番のクリス。そしてハンス、ニッキーといった具合。
(考えてみるとバスルームトイレの順番と全く逆。)
 ところが、夏ごろからクリスが自転車走行のあと結構くたびれて舌がダランとしていることが多いので、どちらかと言うと体力のあるハンスやニッキーを先にすることが多かった。その度にクリが首をかしげながら、「どうして私からじゃないの?」とがっかりしたような顔をしていた。
そして今日、自転車を止めてみんなの顔を見渡すと、涼しかったのかみんなそんなに息があがっていない。特にクリはピッタリと口を閉じている(子供たちは少しは〜は〜ぐらい)。

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