日 付 当事犬 行 動 記 録
2002年
3月31日
管理人 独り言。
 明日から4月。新年度のスタート。と言っても学生をやめて早ん年、あまり4月に対する思い入れはない。
 久々にのんびりと朝の散歩と朝食を済ませて部屋のワンたちを見回せば、みんな思い思いの場所で丸くなってお昼寝中。ラジオから聞こえるオールドアメリカン・ポップスのメロディをバックに時間がゆっくりと流れていく。1年半前までま、毎日がこんな日々で、仕事の合間にまわりをみまわすと、遊んでくれとおもちゃを持って傍に来る子の相手をしながら気分転換。午後はたっぷり時間をとって公園へ。
 今は週末ぐらいしかたっぷり時間がとれず、ワン達もストレスをためているにちがいない。環境の変化に時間をかけて順応しながらも私についてきてくれるこの子達がいるから、私もなんとかやれているのかな。
2002年
3月20日
管理人 だっこの話 Part2。
 ディスクのフリースタイルを見ていると、最後に犬を抱き上げるシーンがあったりする。それも軽やかに飼い主めがけて走ってくる犬を軽々と。ボーダー生活6年目を迎え、かくいう私もそんなことが出来ればなぁ、なんて思っていた。が、全般的にウチの子達みんな大柄。一番小さい母さんでさえ17kgはある。走ってきて飛び上がった犬をワンキャッチ。う〜ん、考えただけでも腰にひびきそうな気がする。
 何年か前、24kgのハスキーに「だっこ」と言って持ち上げようとしたらぎっくり腰になった。飛んでくる犬をキャッチしたらきっとひっくり返るだろう。
 今朝も訓練の途中でハンスに言ってみたが、彼の身体は重い上に長い。我が家のだっこはやっぱり「よっこらしょ」がちょうどいいのかも知れない。ちょっと寂しい気もするけど.....。
2002年
3月12日
ニッキー ニッキーのラッキーな一日
 今日は車で仕事に行ける日だったのでニッキーを同伴した。いつもはクリスだったから出がけに戸口まで来たの彼女だったが、留守中思いっきりベッドをぐちゃぐちゃに掘り返すニッキーを置いていくのがちょっと心配で今日はニッキーを連れて行った。
 ニッキーを仕事場に連れて行くのは今回初めてだったが、昼休みに見に行くとちゃんとカーゴにおさまっていて文句も言わない。助手席の足元に乗せてやると足に顎を乗せて安心したようにうつらうつら。
 午後になって事務の人が駐車場の傍で空き缶を潰すので、音に驚くといけないから室内に連れて入ったらどうかと言ってくれた。
歩かせて建物に入れるわけにはいけないので「だっこ」と言って抱いたまま2階のPCルームへ。結局彼女は仕事が終わるまで机の下で丸くなって寝ていた。が、たまに部屋に入ってくる人に思いっきりナデナデを催促するのは忘れなかった。帰りもまた「だっこ」で見つからないように脱出。もちろん帰宅するとクリスやハンスに思いっきり匂いを嗅がれてチェックされたことは言うまでも無い。ちょっと得したニッキーでした。
2002年
3月8日
クリス クリスがジャンピングキャッチ?!
 クリスとディスクを始めて早4年。私は彼女が初めて地上より1メートル近く飛び上がるジャンピングキャッチを目撃した。それも2回。彼女は今まで頭の上を過ぎていくようなディスクを前方に飛びながら取るくらいで、高い位置で取ろうとするとさお立ち状態でいつも鼻でついてとばしてしまうのである。その彼女がディスクドッグの写真に載っているような華麗なジャンプをしたのだ。
唯一つ残念だったのが、投げ手が私じゃなかったこと。いつか私のスローで彼女がジャンプする姿が見られるといいなぁ。
2002年
3月3日
リトル・
ハンス
リトル・ハンスの婿入り。
 昨日クリの実家に昨年生まれた子犬たちを見に行った。オスばかり6頭の腕白兄弟も4頭がすでに新しい家族と暮らしていたり、お迎え待ちだったりで行き先が決まっていたが、2頭がまだ決まっていなかった。しかもそのうちの1頭は当面ずれクラブの会員でもあるリトル・ハンス。見に行くたびにかわいさも増し、ついついハンスの弟分のような目で見てしまっていた。何度も遊びに行っているせいか私のことも認識して、名前を呼ぶと歓迎してくれる。

 今日ワン達と公園に散歩に行っているときNOBIさんからのTEL。リトル・ハンスが引き取られたと言う。昨日会ったときオファーがきていた事は聞いていたが、今日もう行ってしまうとは思ってもみなかった。確かにもう2ヶ月はすぎているので引取りには申し分ない時期である。
 彼の婿入りの様子を聞いて、ついつい私はウチで生まれたVIVOのことを思い出した。いい家族にめぐり合って欲しいと思う反面、行き先が決まらず長く家にいるとつい情が移って、いつの間にか我が子のように考えてしまうので、いざ行き先が決まって出て行くときにとても寂しい気持ちになってしまった。もちろん今は家族に愛されとても幸せに暮らしているので何も心配はないのだが、送り出すときはさすがに辛かった。彼女もきっとそんな気持ちなんだろうなぁ。
2002年
2月28日
クリス ママ〜、気持ち悪い。
 一昨日からクリスが胃酸を吐いている。最初はハンスかと思っていたのだが、昨日の朝早くベッドから飛び降りて床の上に吐いているクリスを見てハンスではないと判明。いつも欠食児童のように食べ物に目がないだけに、きっとお腹がすきすぎて胃酸を吐いたのかと思っていたが、仕事で一日空けている間も3回ほど吐いていたので、夕べからおかゆに変えてみた。おかゆにすりゴマをまぜてエビオスを6錠混ぜる。まるでおはぎのようないい香り。べちゃべちゃでかなり食べずらそうであったがきれいに食べた。そして今朝もおかゆをきれいにたいらげた。仕事先に同伴して休み時間に見に行ったが一日吐くことも無く、夕飯もまたおかゆ。ちょっと便が少ないようだが、とりあえず体調は戻ったようだ。明日から普通のご飯に戻してみよう。
2002年
2月17日
ニッキー ニッキー豹変する?
 昨日仕事の帰りにタヌキ村に寄った。その日の同伴犬はニッキーだった。最近は寒さと忙しさのせいでタヌキ詣でもとんとご無沙汰だったが、風もなく霜も下りてないと聞いたのと、ちょうど車に口輪が乗っていたこともあり連れて行くことにした。なぜ口輪が必要なのかというとちょっと話が長くなってしまうが、我が家で一番臆病なニッキーは恐怖から他犬に会うと先に唸ってしまい喧嘩になることが多い。特に私がリードをもっているとなおさら気が大きくなって態度が悪い。ところが先日川原に友達と犬たちを遊ばせに連れて行ったとき、彼女だけ放せないのはかわいそうということになり、友達の口輪を借りて彼女も放してみたのだ。口輪をはめた直後彼女は伏せたまま固まって全く動けなくなってしまい、他の子たちが傍に寄っても「お願いだから、私を見ないで〜」という顔をした。そのうちだんだん慣れてくると、口輪をはめたままでも歩いたり走ったり出来るようになり、最後は口輪をはずしても自分からすすんで唸らなくなったのだ。

 とにかく夕べは口輪をはめた状態で公園の中に入っていくと、とりあえず遠くには行かずに私について来る。少しずつ慣れてきてちょっと小走りが出来るようになった時他犬と遭遇。最初は他犬の飼い主の傍に寄って媚を売りながら、犬たちが近づくとそ〜っとニオイを嗅ぐ程度で決して自分からは喧嘩を売ろうとはしない。幸い周りのワンこたちもいたってフレンドリーな犬たちばかりで、彼女に敵意を示さなかった。
 そこで少し慣れたところで口輪を外してみた。するとレオンベルガーの男の子に自分から遊びをしかけ嬉しそうにはしゃぎまわっている。大人になって彼女が自分から他の犬を誘って遊んでいるのを見たのは夕べが初めてだった。彼女の楽しそうな姿を見ていていると私まで嬉しくなった。

 そして今日横浜で行われたドッグショーに友人の応援に出かけたのでニッキーも車から降ろして会場内を歩かせてみた。するとどうだろう、今までは警戒心を丸出しに身構えて唸りまわっていた彼女が自分から相手のお尻のニオイを嗅いだり遊ぼうとさそったりするではないか。驚いたことに自分より年下の子や小型犬に対しても必ず一喝していたのに、相手にしなくなったのである。それどころか小型犬にもしつこいくらいに遊びにさそって嫌がられるくらいなのだ。1晩でこんなにも変わってしまったのかと本当に驚かされた一日だった。
2002年
2月12日
管理人 老いる。
 週末いつもどおり公園に行った。そしていつもどおりの犬友達と会って、いつもどおりにおしゃべりをして帰ってくるはずだった。
ところが犬仲間の一人が、飼っているハスキーの具合がおかしいといい始めた。「目が見えないかも知れない。」と。みんなで様子を見ていると、光は感じているらしいが物を認識していない。大好きなネコを目の前に持ってきても臭覚で認識しようとするが、どこにいるのかわからない様子。相性の合わないボーダーを隣に座らせても無反応。いつもだったらすぐ目をそらしてしまうのに.....。
 彼女は母犬と一緒に暮らしていて10歳になる。母犬はもう12歳を過ぎているのに至って元気。母と比べてしまえばまだまだ彼女も十分若いはずとみんなが思っていた。でも、思い出してみれば我が家のスコットが倒れたのが8歳。そして逝ってしまったのはそれから1年後。まだ10歳になっていなかった。月日の経つのは早いものだとつくづく考えさせられた日だった。
2002年
2月9日
クリス 通じない親子の会話?
 我が家のクリはおしゃべりだと前から言っているが、何か欲しいものがあるときは特にうるさい。遊んで欲しい。子供が持っているオモチャを取り返して欲しい。ベッドの自分の場所がとられたのでどかして欲しい。等々、あげたらきりがない。
 今朝もまだ私が半分夢の中にいるとき、背中にぴったりくっついて寝ているやつがいるのだが、更にその向こうで「キュ〜、キュ〜」という声がする。つまりハンスあたりが私の隣で寝ていて、乗りそこなったクリがベッドの下で泣いているにちがいない。いつもだと家人の手前もあり、さっさとハンスを下ろしてクリが乗れる場所を確保してやるのだが、最近わがままも増長しているのでちょっと知らん顔してみた。するとクリはず〜っと文句の言いっぱなし。ハンスに言葉は通じないのだろうかとしばし様子を見ていたら、ハンスがおもむろにベッドから下り、すかさずクリは自分の場所におさまって静かになった。そうそう、これからは私を間に入れないで、二人で解決してね。
2002年
2月6日
管理人 啓蟄?
今日の東京地方は急に気温が上がって、予報どおり3月下旬並の暖かさになった。仕事から帰って日が沈んだあともやたら暖かく、薄着で自転車に乗っても寒さを感じない。
悪天候の後の久しぶりの散歩で犬たちもルンルンだったのだが、川沿いを走っているとあちこちにひき蛙がいて、思わず踏みそうになってしまう。避けるのが結構大変だった。
2002年
1月29日
管理人 オス派?メス派?
最近当HPの板で話題になっている事。
 ウチの場合最初にいたのはコリー女の子。でも外飼いだったので女の子の不便さは感じなかった。というより、私が子供でそういう認識を全く持っていなかったのが本当のところ。
 次に飼ったのはハスキーのスコット君、本当は女の子の予定だったのに、たまたま顔見ちゃって彼になりました。
 さて、次はご存知クリの登場。今思えばなぜ女の子かその時の私は全然考えていなかったような気がする。ただ、スコットは男の子わりには大人しかったけれど、ただでさえパワフルなボーダー、男の子じゃ到底手に負えないと思ったのかも知れないし、かつてスコットに交配を考えたこともあったので、やはり出産も頭をかすめたのかも知れない。
今は母と娘そして息子の3頭飼いだけど、それぞれ個性的で優劣つけ難し!ただ、あえて言うならば、やっぱり女は歳とともに我がままなるのかも知れないと思うこと。私のことじゃないからねぇ(曝)。あと2年くらいしてハンスが我がままになってくればこれは撤回するだろう。
2002年
1月5日
管理人 後日談。
 昨日の件が心配で、朝から保健所やら動物保護センターに連絡をしてみた。保健所では案の定横のつながりがないため、各地域の保健所に個別に連絡を入れないと情報の入手は難しいと云われ、動物保護センターは休みのため、休日用の連絡先では、当日分の情報しか残さないが、現時点での当該犬の問い合わせは無いと言われた。仕方なく、公園の管理事務所に日曜まで保護されている子がいるので犬を探している人から連絡が入ったら伝えてくれるように頼む。

 公園の管理事務所にも経過を確認するため連絡を入れると、問い合わせはまだ来ないが、犬は飼い主が見つかるまで預かりたいという人が昨夜連れて行ったとのこと。
 電話を切ったすぐあとに再び管理センターより連絡が入り、迷い犬を探しているという人の知人から連絡が入ったが、当人が車を所持していないので、連れて帰った人の家にすぐに取りに行けないという話。なんだかこんがらがった話になっているようだが、とりあえず飼い主は見つかったようなので、「良かったですね。」と云って電話を切るしか無かった。
 捨て犬でなかっただけでも良しとしましょうか。
2002年
1月4日
管理人 帰ろうとしたら.....。
 午後からのんびりと公園に遊びに行き、犬友達と別れて自転車でもう一周と公園内を走っていたら、急にフラッティが飛び出してきた。ビックリしただけでなく、不用意にウチのワン達に近づきすぎてワン達は反撃。久々に自転車を倒されそうになって少々むかつき気味に周りを見回したが飼い主らしき人はいない。近くで遊んでいた小学生達に聞いても知らないと言う。
  誰にでも飛びつくオスの若いフラッティをそのまま放っておくわけにもいかず、管理事務所まで連れて行こうとしたがチョークチェーンだけでリードがない。仕方なくハンスとニッキーを1本のリードでくくり、ニッキーのリードをフラッティにつけてから子供たちに頼んで一緒に事務所まで行ってもらった。流石に4頭片手で自転車に乗る自信はなかった。

  園内放送で何度も呼んでもらったが、飼い主は結局出て来ない。とりあえず事務所で日曜日まで預かってくれるというので、置いて帰ることにした。

  近所の家から逃げたかも知れないので、帰り際に周辺の犬を飼っていそうな家にフラッティの知り合いがないか聞いてまわったがハズレ。気がついたらもう5時半だった。友達と別れたのは4時だったのに、もうすっかり周りは暗くなって寒い。クリスに逃げられて死にそうな思いをしたことがあるだけに心残りだったが、あきらめて帰ることにした。明日電話で保健所等に問い合わせがないか聞いてみよう。

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